「幸せの黄色」 沢根スプリング 沢根孝佳(さわね たかよし)さん

ラジオ書き起こし版の第4弾は、2022年の年末に放送された沢根スプリング株式会社の沢根 孝佳(さわね たかよし)さんご出演の回(3回分)をお送りします。過去の書き起こし版は第1弾の1(前半)第2弾の1(前半)第3弾の1(前半)をご覧ください。

今回は放送第3回目の後半部分をお送りします。

♪~

司会:壹岐敬のイキイキラジオ「未来への種まき」。今日は静岡県浜松市が本社の、沢根スプリング株式会社・会長の沢根孝佳さんをお迎えしています。お送りしたのは沢根スプリングのイメージソングです。イエローファクトリー「幸せの咲く場所」です。

壹岐:イエローファクトリーって、何かそういう思いがあったんですか?

沢根:私が36歳の時、社長になった時にですね、何やろうかなって1番最初考えた時に、やっぱり中小企業、日本に300数十万社、企業の90数%が中小企業なわけで、いい意味で目立たないとダメだと思ったんですね。目立とうと。今もその精神会社の中ですごくあるんですよ。やっぱりとんがったことをやらないとダメだと。人と同じことをやってもダメだと。じゃあ何をやろうかなと思って、たまたま黄色が大好きなんですよ。まぁ今日も黄色系の・・やってますけども、黄色って人を幸せにする。黄色いハンカチーフとかあったり。当時の石川さんっていう静岡県知事は、いつも黄色いネクタイをしていたんですね。

壹岐:まぁ開運の色とか言われてますよね。

沢根:だからそういうこだわりって中小企業には凄く必要かなって。こだわってやるって。人に何か言われてもこだわりをやる、それを続けていくっていう。ここって凄く僕大事だと思って・・。

壹岐:それがイエローファクトリー。

沢根:そうです。歌にもイエロー入れて、建物も黄色。雑誌類も黄色。

壹岐:そうですね、結構派手な社屋でらっしゃいますもんね。

沢根:何かをやる時に黄色。そうすると周りの人は会社名はわからないけどあの黄色い会社って認知ができるんですね。これも一つの戦略ってほどでもないけども、そういう思い、こだわりっていうのは中小企業すごい大事じゃないかなと思って、なんでも黄色にしようと。

壹岐:だからその、一貫性でしょうね。曲自体はあれですか?

沢根:この曲は、実は経営理念っていうのが、昭和55年に亡くなった創業者が作った経営理念なんですよ。会社の創業は昭和41年で、14年目に作った経営理念です。で、私も社長になった時あんまり経営理念かって、せいぜいあんまりこう・・飾ってあるだけのもののような、そんな程度でしたけども、今になってよく考えてみると1番最初に会社を永続する、始点は会社、2番目の人を大切にする、始点は社員を中心にとかですね、よく坂本先生がおっしゃるように五方良しじゃないけども、会社を取り巻く全ての利害関係者のことが、経営理念にちゃんと入ってるなって後から僕は気づいたんですよ。最初はそんなこと分からなくて。この経営理念、あぁそうなんだと思って、じゃあこの経営理念を実現することが大事だと思って。ところが経営理念って面白くないんですよ。伊那食品さんみたいにね、すごくいい会社を作りましょうって分かりやすいワンフレーズならいいんだけど五つもあるんですね。それに文章が書いてあるから尚更だと。それを社員がどのくらい知ってるかって、ほとんど知らなかったんですね。

壹岐:その頃はどうなんですか、朝礼で唱和したりとかはしてない?

沢根:やってなかったですね。で、私が色々と坂本先生とお話したりする中で・・・。

壹岐:よく見たら本当にいいこと書いてある、これやったら凄く良くなるなぁと思われて。

沢根:で、それを見てあぁ全然経営理念知ってるかっていうと、あすこに飾ってあるでしょぐらいしか分かってないし、だからそれを見て、やっぱり経営理念ってちゃんと浸透させるにはどうしたらいいかなと思って、朝礼で読み合って、ただ読むだけじゃ一方通行だからグループで、今日の1番の会社を永続させるどう思うこう思う、そこで出た話を誰かちょっと話をしてみて、っていうことを何年もやっていくうちに、何となくこう腹落ちするっていう。それを今度は若い人たちにどうやって伝えるかって言った時に、僕は音楽のことはよくわかんないけども、感性の強い人は歌詞、メロディー、これでやろうっていうことで、頼んだんですね。たまたま知り合いがいて。カドジュンさんって今2人デュエットで活動されてますけどその方に頼んで、私の会社に来てもらって、私の思いをできるだけ伝えて、で工場を見てもらって、社員の人もちょっと話を聞いてもらって、じゃ、もうあとは私が伝えたことを、メロディーと歌詞にしていただけませんか、っていうことで作っていただいたのがあの曲です。「小さくてもいいから輝きながら」とかですね、本当にねジンとくる言葉でやっぱりシンガーソングライターはすげえなと思いましたね。

壹岐:そのライターの方はおいくつぐらいだったんですか?

沢根:ライターの方は30代ぐらい、30代ちょっと・・?

壹岐:やっぱりプロなんですね。

沢根:プロですよ。で、50周年の時は、その方を呼んで生演奏していただいたりしてますし、やっぱりそこに書いてあることですね、「小さくてもいいから」とかね、みんなね、花の色も赤白黄色いろいろあると。それでいいんだと。でも一人一人役割があって、楽しくやった方がいいよって分かりやすく書いてあるんですよ。でも会社の経営理念って難しい言葉が書いてある。

壹岐:それはそれでやっぱりコロンブスの卵かもしれませんね。

沢根:そういうのをやって。最初はね、そんなのにそんなお金かけるんですかとかって言われたけども、別に社歌で毎日歌ってるもんでもないけども、皆が集まった時に聞いたりとか会社の電話の保留音で流したりっていう、そういうのもあって、まぁやってみなきゃ分かんないんで、でも一度それを作ってから数社うちもイメージソング作ったよって会社も出ましたよ。

壹岐:もう一つの経営理念というか会社の背骨みたいになってらっしゃるんですね。地域の風土なのかもしれませんけど「やらまいか」精神に貫かれてらっしゃるということなんでしょうね、やっぱり。

司会:今日まで3回にわたって、静岡県浜松市に本社を構えるバネの専門メーカー、沢根スプリング株式会社の沢根孝佳さんにお話を伺ってまいりました。沢根会長、この度は静岡から岡山にお越しいただき、そしてお話も聞かせてくださいまして誠にありがとうございました。

沢根:どうも、ありがとうございました。

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